Choroideamusic.com

Music Works of choro the Japanese Guitarist

arranging Choroidea Online

「こおろぎによるミックス」-choro9日目 - 「choro VS こおろぎ アレンジ対決!」

2016/02/12

新企画!作曲の段階からアレンジが完成するまでの過程を全部公開! Jeeptaギタリストのchoroと作・編曲家のこおろぎによるアレンジ対決方式で、ひとつの作曲された未アレンジ曲のアレンジの過程を、それぞれに公開! 詳しい企画内容、二人のプロフィールについてはこちら。
http://choroideamusic.com/choro-vs-kohrogi/

楽曲応募の中から、今回選ばれた作品はこちら。
gPyymULL_400x400
「作曲について語るマモルさん」こと、「はと」さんの楽曲『HM』。
https://twitter.com/eminem_san

この楽曲を使用させて頂き、アレンジが完成するまでの過程をお見せしていきます!

おろぎ氏によるミックス

choro-ss
前回完成したデータのアレンジをこおろぎさんにお渡ししました。
なので、今回はこおろぎさんのミックス中心に記事を進めていきます。
ではでは、こおろぎさんお願いします!

kohrogi
さて、choroさんのアレンジした「HM」のミックス。

本業ではないのですが、編曲の流れのままミックスしたり、インストを作った時は自分でミックスしてます。

choroさんからデータをいただきました。

image07

並べ替えて色をつける。画面が明るくなりました。心も晴れやかになりますね。

image00

上から、仮2mix、ボーカル、ストリングス、クリーンギター、ディストーションギター、ドラム、ベースの順です。ミックスする時はこういう感じで、ベーシックな楽器は下の方に、ウワモノは上の方に、ボーカルは一番上にしてます。

choroさんの意図したアレンジを崩さないように、余計な事はしないで進めていきたいな。

choro-ss
こういう色分けなど、下準備の作業などエンジニアさんはみんなしてますね。
複雑な作業をしていく上で、こういった準備をしっかりすることは、効率を上げたりミスを減らす上でとても大事だと思います。

ラム差し替え

kohrogi
全体を通して聴いてみて、ドラムはもうちょっとパンチが欲しいなと。

コンプやサチュレーション系で頑張ってみたけどしっくりこないな。midiデータもらってたのでドラム変えてみよう。

いつも使ってるSUPERIOR DRUMMER。

image10

基本のキットはデフォルトのやつ。

スネアは6.5×14” GMS Nir-Z CUSTOM。ピッチをちょっとだけ上げる。個人的好みでスネアはカンカンいってて欲しい。

アンビのマイクもちょっと上げる。

VC76 (1176のエミュレート)でぶっ潰しつつドライ音も混ぜてアタックも出す。あとRBassでキックを出す。

image01

これでどうでしょ。なかなかよい感じ。かなり雰囲気変わったんじゃないかな。

Drum差し替え by Choroidea on Mixcloud

打ち込み自体は全体のベロシティ修正をちょっとしただけ。変えないとか言ってめっちゃ変えてしまった…

choro-ss
こういう一手間を繰り返していくことで、見違える程にサウンドが変わってくんですよね。
すごい。

ーカル

kohrogi
全体のバランスをざっくりとった所でボーカルの処理。

ピッチが気になるので直す。

image08

直しすぎないように注意。

次はプラグインエフェクトをかける。

この曲は全体的に前に張り付くようなボーカルにしたいので、VocalRiderで音量を均一にして、Lufticusで高域を出したあとコンプ、VC76で派手に潰す。

このトラック最初から残響がついててコントロールが難しい。どこで歌ってるんだろ。

image09

ース

ベースはアンプシミュレーターをかまして打ち込み臭さを取る。音作りはこれで大体終わらせる。

image02

ター

ギターは、ドラム→ベース→ボーカルで音を作ったあとの残りの空間にフィットさせていくイメージ。

コンプとEQで音を作る。

image06

最初と途中のソロにディレイをかける。

使ったのはECHOSっていうプラグイン。ギターのサウンドにめちゃめちゃ馴染む。何より見た目がかっこよくて卑怯。

image04

ーカルディレイ

アソビとして、ステレオのディレイをサビで伸ばしている部分だけにかけてみました。

ボーカルにディレイ by Choroidea on Mixcloud

うん、いいと思う。

image05

黄色い線が上がっている所がディレイかけてる所。

image03

choro-ss
ディレイは大きく分けると、アレンジとして明確に出す場合と、残響としてサウンドに馴染ませる場合がありますね。

普通に聴いてる人って気づかない人が多いですが、ディレイとかリバーブで場所によって結構変わってたりするんです。
気づかないっていうのは、音楽的に自然だから気づかないってことです。
ミックスっていうのは、サウンドをより自然的に聴かせるために差し引きしていく作業とも言えるんじゃないかな。

ックス終了

kohrogi
トラック自体が少なかったし、処理に困る音色もなかったので早く終わった。

さあ、これでchoroさんに送って確認してみよう。

Choro_プリマスター by Choroidea on Mixcloud

今回のディレイのように、たびたびアソビを入れるのですが、そういった場合90%くらいはボツになりますねw今回はどうだろう。

choro-ss
「いい感じですー!バッチリだと思います。」

kohrogi
あ、オッケーみたいですwよかったw細かい所を微修正してマスタリングしまっす!!!

回はマスタリング音源を公開!

choro-ss

改めて、ミックスってすごいなぁ、と思いますよね。
どんな作業をするかっていうのは、なんとなく分かってるんだけど、結局その差し引き加減が難しいわけで…。

ここから更にマスタリングでもう一段階の変化が楽しみですね。

ミックスに関しては、以前、エンジニアの上原翔さんと一緒に詳しく記事にさせてもらってます。
ミックスに興味のある方は、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。

「ミックスの全過程(上原翔編)」
http://choroideamusic.com/category/original/process-open/mix/

-arranging, Choroidea Online
-, , , , ,