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Music Works of choro the Japanese Guitarist

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「全体の流れを作る」 -choro4日目- 「choro VS こおろぎ アレンジ対決!」

2016/02/12

新企画!作曲の段階からアレンジが完成するまでの過程を全部公開!

Jeeptaギタリストのchoroと作・編曲家のこおろぎによるアレンジ対決方式で、ひとつの作曲された未アレンジ曲のアレンジの過程を、それぞれに公開!
詳しい企画内容、二人のプロフィールについてはこちら。
http://choroideamusic.com/choro-vs-kohrogi/

楽曲応募の中から、今回選ばれた作品はこちら。
gPyymULL_400x400
「作曲について語るマモルさん」こと、「はと」さんの楽曲『HM』。
https://twitter.com/eminem_san

この楽曲を使用させて頂き、アレンジが完成するまでの過程をお見せしていきます!

体の流れを見る

choro-ss
さて、3日目に出来た1コーラスを当てはめてとりあえず適当に切り貼りしながら全体の流れを見てみます。

ちょっと雰囲気が掴めないので、ギターを追加。
Gt.2と書かれてるやつですね。

ギター追加

ベースのルートに合わせて、とりあえず適当に乗せた感じ。
はまらないところはそのまま空白にしてるけど、そこは雰囲気で勝手に想像膨らませます。
では、聴いてみよう。

うーん…って感じですね。
ここからは細かいところよりも全体の流れを中心に見ていきます。

まず、間奏部分が気になるなぁ、って感じ。
全体の流れのイメージとしては、終わりに向かってどんどん盛り上がってく感じ。
そうなると、この間奏は勢いを落としてしまうので、1サビ終わりから盛り上がる感じにしていかないとなぁ、と。

そんなわけで、まずは間奏部分のアレンジを変更。
こんな雰囲気のほうが合いそう。

で、同じように全体の流れを見ていくと、3日目に作ったワンコーラスは、最初のワンコーラス目に使うにはちょっと早く盛り上がりすぎだなぁ、と。
なので、2コーラス目に主にそれを使うとして、前半部分はもっと勢いを落とす方向でいきます。

正直、打ち込みだと音数を減らしたくないというのが本音です。
生音ならそんなことないんだけど、しょぼく聴こえてしまうんですよね。
でも、バンドやってる方、生音の音源を作っている方なら想像できると思うので、より生音アレンジに近い方向に行こうかな。

そんなわけで、前半部分を落としました。

うんうん、いい感じじゃないかな。
後は、一番最後の大サビの部分。
もうちょっとコードをいじって、終わり感を出したいな、と。
でも、いきなりギターでコード弾くとややこしくなるので、ベースのラインで作ります。
こんな感じ。

4日目終了

choro-ss
これでフルコーラスのざっくりとしたアレンジが終わり。
後は、これに装飾していく作業ですね。

今まで見ていて、なんのこっちゃ分からなかった方も、この辺までくると曲の雰囲気が理解できてきたんじゃないでしょうか?

今回は6時間くらいの作業かな。

通常、楽曲1曲の長さは3~5分くらいですけど、その曲が出来るまでに何十時間も掛かってるんですよね。

出来上がったものだけ聴くと、なかなかイメージ出来ないものですが、そういう過程が見えるとまた新たな感動も生まれると思います。
また、アレンジをお願いするアーティストの方も、こういった作業をして曲が出来上がっているというのが分かると、頼む側としても頼みやすいのではないでしょうか。

ではでは、また次回。

 

『全体の構成を練る - 大サビと間奏』こおろぎ 4日目

『全体像の完成』choro 5日目
 

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